Message
技術、体力と同じくらい大切なものとして判断力や、考える能力、筋道を立てる論理力、 言葉による表現力といった「知的な力」を技術と共に育てていきたい。「言語技術」や 「コミュニケーション能力」、「論理力」、そして「良い知識」「良い技術」の使い方、 また使いこなすための術を学び、「活用力」、「打開力」のある選手に育ってほしい。
人間形成の追及
ルールや規律を遵守する責任感、全力でフェアプレーをする忍耐力、仲間を大切にする協調性、 自らが良いことを率先して行うリーダシップと積極性、勝負に執着する闘争心や向上心、 自分のことを自分で行う自立心など、選手としてベースとなる部分の人間形成を行う。
育成と普及
からだを動かす楽しさ、できなかったことができるようになる達成感、勝利の喜び、 仲間やコーチから認められる喜び、苦しさや厳しさを克服する達成感などサッカーを通じて味わえる 全ての喜びの価値を大切にする。選手の志向に応じてそれら育成と普及でのプレー機会を選手に与える。
判断を育てる指導
すぐに解決法を与えるのではなく、自ら考え、判断して解決できるように導く。 プレーの内外において、子どもたちが自分自身の根拠に基づいた自由な判断ができるようにする。 そのための必要な習慣を身につけさせ、失敗の中から自発的に工夫ができるようにさせる。